スポンサーリンク

LGBTQについて勘違いされやすいこと②

LGBTQよくある勘違い② LGBTQ

LGBTQについて勘違いされやすいことや、間違った知識を持っている人が多そうなことを書いていきます。

前回の記事はこちら↓

ジェンダーと生物学的性の違い

日々暮らしていると、ジェンダー(gender)と生物学的性(biological sex)を混同している人が非常に多い印象を受けます。

ジェンダーとは 

ジェンダー(gender)とは、社会的・文化的につくられる性を指します。いわゆる「男らしさ」「女らしさ」です。

例えば、「男性は仕事、女性は家庭」など賃金格差にもつながっていくようなものから、
「男性はたくましく、女性はおしとやかに」などの男尊女卑的な古い価値観、
「男性は車に詳しい」「女性は可愛らしいものが好き」などの先入観も、ジェンダーの定義に当てはまると思います。

特に地方では、こうしたジェンダー観が強い地域が多いのではないでしょうか。

生物学的性とは

生物学的性(biological sex)とは、言葉の通り、身体が生物学的にどんな状態であるか、ということです。出生時の外性器・内性器・性染色体・性ホルモンなどの特徴によって判断されます。

実際にはすべての人が典型的な男性/女性の特徴に一致するわけではありませんが、生まれたときの医師の判断で、男性/女性の性別が割り当てられます。

なぜジェンダーと生物学的性を混同するのか

生物学的性によって、戸籍上の性別が決められます。
そして、多くの人が戸籍上の性別によってジェンダーを押し付けられて育ちます。「男の子なんだから」「女の子なんだから」という言葉とともに、ジェンダー観を植え付けられていくのです。

そのため、「性別=生物学的性=戸籍上の性=ジェンダー」と思っている人が多く、ジェンダーと生物学的性が混同されがちなのです。

ジェンダーと生物学的性はまったく意味の違う言葉です。

男性だから筋トレをしなきゃとか、女性だから髪を伸ばさなきゃとか、そんな決まりは本来どこにもないはずです。
しかし、社会にはびこる「男性は/女性はこうするべき」というあまりに強いジェンダー観によって、
まるでそれらがイコールでつながっているかのように感じさせられてしまいます。

※ジェンダー観についての記事はこちら↓

そして、その価値観が次の世代に受け継がれてしまうことで、価値観を再生産してしまう地獄のようなサイクルが既に出来上がっているのです。
そんなサイクルが無くなっていくように、まずはジェンダーと生物学的性の違いをたくさんの人に認識してほしいと思うものです。

言葉を間違えて使っている

「ジェンダー」の言葉の使い方

トランスジェンダーのことを「ジェンダー」という人が稀にいます。

ジェンダーとは、先述の通り、社会的な性役割を指す言葉です。
トランスジェンダーは、生物学的性と性自認が一致しない人のことです。

なぜ間違えるのかすらも、僕には正直よく分かりません。

また、トランスジェンダーは、もし略すのであれば「トランス」というべきです。

「セクシュアリティの人」という表現

「セクシュアリティの人」「SOGIの人」という表現も聞いたことがあります。

これもよく分かりません。

セクシュアリティは、性の在り方のことです。
SOGIは、性的指向と性自認です。

どちらも、一人ひとりが持っている属性のようなものです。

「セクシュアリティの人」「SOGIの人」という表現は、「身長の人」「人種の人」などと言っているのと近いです。

まとめ

認識や言葉の間違いは、スムーズな意思疎通を妨げますし、相手に失礼になる場合があります。

これまで間違って覚えていた、使っていたという方がいたら、知識をアップデートすることをおすすめします。

続きはこちら↓

かずき

タイトルとURLをコピーしました