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太古のジェンダー観を持つ人間に出会った話

ジェンダー

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僕はジェンダー規範がとっても嫌いです。

今もジェンダー規範至上主義的な価値観は世の中にまだまだありますが、以前と比べるとマシになっている気はします。

今回は、いつの時代の人か分からないようなジェンダー観を持つ存在に出会った時のことを書きます。

突然の来訪

数年前、当時勤めていた会社での出来事です。

その人は突然訪ねてきました。

実際には人の性別は他人が判断できるものではないですが、
僕はその人間のことを無礼極まりないおっさんだと思いました。

アポもなくやってきて、要件も言わずに担当者を出してくれと大きな態度で要求してきます。
僕は内線電話でその応対をしていたので、帰れという意味を込めて、担当者はいないと伝えました。
社名も聞きましたが、特に取引のない知らない会社です。

ここまでは別に、なんか変な人が来たなくらいでまだ良かったんですが、問題はこの後です。

男尊女卑発言の衝撃

男性が偉いんですか?

担当者がいないと伝えると、今度は「上司はいないんですか」「男の人を出してよ」とかなんとか言ってきます。

いや帰れよ。

「管理職は男性がやるもので、女性の社会的地位は低くあるべき」だとでも思ってんのか?

男性と女性には優劣があるんですか?

あまりにも失礼なので、本当に今すぐ帰れと思いながら、いないと返しました。

するとなんと、
「じゃあ女性でもいいので資料だけ渡させてください」
と言うのです。

は?どうした?タイムスリップでもしてきたんか?

「女性でもいい」ってなんなんだよ。
仕方ないから、みたいな感じのニュアンスで言いやがって。
男性に比べて女性が劣っている生き物だとでも言いたいのか?

感想

こんな態度を取る人間が、この時代に本当に存在するんだと驚きました。
それまでも色んな不快発言に出会ってきましたが、ここまで酷いのはその時が初めてです。

最初は、不快感やストレスを通り越して、空想上の生き物でも見たような、驚きの感情が勝ちました。
そのあと落ち着いてから、じわじわと怒りが湧いてきました。

人間って、予想外の衝撃的な出来事が起きた時、自分を守るために感情が制御されることがあるんだなと実感しました。
それが無かったら、たぶん手や足が出ています。

ちなみに相手は僕のことを声だけで女性と判断したようですが、僕は女性じゃないのでそれも不快でした。

まとめ

ジェンダー規範は、男尊女卑的な価値観がとても強い概念です。

でも数十年前は、そういった失礼な差別的な発言をすることや、それを受け入れるのが当たり前の時代で、
文句を言うどころか疑問にも思わない、思えない人がきっと多かったと思います。

きっとそこから何もアップデートされないまま数十年間過ごしてしまうと、今回の失礼な人のような発言をしてしまうんですよね。

知識や価値観のアップデートをし続けることは大事だなと思いました。

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