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【食べ物と僕】スイカ

食べ物と僕
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夏だ。夏といえばスイカである。

スイカの好感度

子どもの頃は好きではなかった

スイカといえば、子どもの頃「種を食べると胃から芽が出てきて腹を突き破って死ぬ」と聞いて、
種を食べるのがとてつもなく怖かった。
同じような思い出がある人はかなり多いんじゃないだろうか。

そうでなくても、スイカの果肉を食べるという目的を考えると種は異物でしかないので、
口に入ってしまうと不快である。

かといって、わざわざ取り除いて食べるという行為も面倒すぎると思っていた。
スイカの味は好きでも、スイカを食べるのは好きではなかった。

だんだん好きになってきた

でも、最近スイカが好きになってきた。
相変わらず種を取るのは面倒だが、味の美味しさが、種を取る面倒くささを上回ったようだ。

実際、品種改良などによって子どもの頃よりも甘いスイカが出来るようになっているんだろうとも思うが、
大人になって味の好みが変わったことも影響しているのだろう。

子どもの頃は、甘いくせに水っぽい食べ物だという印象があって、
ジュースの水割りみたいな味に感じていた。
甘いのか水っぽいのかどっちかにしろ、と思っていた。

でも今は、甘いしさっぱりしているし、美味しい食べ物だなぁと思う。

スイカ爆発事件

高温環境に放置されたスイカ

スイカというと、もう一つ思い出すことがある。
これは割と最近の出来事だ。

何年か前の夏、家族のうちのひとりが、どこかでスイカをもらってきたことがあった。
スイカは車のトランクに入っていて、家に着いた頃には忘れられてしまい、車内に放置された。

翌日、家族はその車を置いて出かけてしまった。
出先でスイカのことを思い出した家族は、家にいた別の家族(家族2)に電話し、車からスイカを出してもらうよう連絡した。

爆発

連絡を受けた家族2は、スイカを確認した。
スイカからは、赤っぽい液体が漏れていた。

果たしてこれは食べられるのだろうか。
家族2は、とりあえず切って中を確認してみようと思い、台所に向かった。

一旦シンクの中にスイカを置いて、ここで切ってみようと包丁を入れた瞬間、

スイカは爆発した。

後始末

誰にも怪我はなかった。
ただびっくりしただけ。

しかし周囲に飛び散るスイカの中身。
赤い液体。

幸いシンクの中で爆発したので、そこまで広範囲に飛び散ったわけではなかったが、
掃除が面倒だったと家族2は言う。

スイカの中はどろどろになっていて、残念ながら食べられる状態ではなかった。
もったいない。

スイカとは

夏にぴったりのさっぱり美味しい食べ物だが、
暑い場所に長時間放置すると大変なことになる。

それが、自分にとってのスイカである。

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