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胸オペ体験談⑫(最終回)~おまけ~

胸オペ⑫ 胸オペ体験談

前の記事はこちら↓

「胸オペ体験談」シリーズの12回目(最終回)です。

今回は、胸オペ後に経験した、今となっては面白い話を書いていきます。
当時は本当にどうしようかと思いましたけどね。

猫のいる空間

友人と遊ぶ

術後11日~12日の出来事です。

僕は、元気に友人の家に遊びに行きました。
1泊して、2日目は外に出かけます。

1日目の昼過ぎに到着して友人宅で過ごし、夕食をご馳走になり(美味しい!)、寝ました。

アレルゲンと僕

友人の家には、猫も2匹住んでいます。
そして、僕はおそらく猫アレルギーなので、近づきすぎず、触らないようにしています。でも嫌いじゃないです。

僕の実家にも猫がいますが、実家では、猫は寝るとき人間とは別の部屋にいるので、てっきり同じようなもんかと勝手に思っていました。

しかし、友人宅は、猫と同じ部屋で寝るタイプの家でした。
そうか、僕が自分の常識を軸に考えていただけで、こういうこともあるよな。

なお友人は、僕が猫アレルギーであることを知りません。
アレルギーを知っていて同じ部屋で寝させるような人だったら、僕は友人とは思いませんし、家に遊びに行ったりなどしません。
夕食を恵んでくれて、寝床を提供してくれている状況で、「アレルギーがあるから違う部屋で寝たい」とか言えないタイプの人間です僕は。

いや言えよって感じですが、僕はこっそり市販の抗アレルギー薬を飲み、そのまま案内された部屋で寝ようとしました。

猫の通り道

0時半~

ちなみに僕は当時、胸オペしたことも友人に言っていませんでした。
友人は僕のセクシュアリティを知っていましたが、胸オペのことは別に今言わなきゃいけないことではないし、言ったら絶対に体調とかを気にしてくれるであろう人なので、気を遣わせるのも悪いなと思ったからです。

術後から毎日巻いているバンドは、寝るときは外して良いことになっていましたが、自分の家ではない環境なので、念のため巻いておきました。
0時半ごろ、隣の布団にいる友人におやすみと言って目を閉じます。

さて僕は、猫とともに寝られるのでしょうか。

しばらく目を閉じ続けていると、なんと、猫に胸の上を横断されました!しかも4回くらい。
痛みは全くありませんでした。バンド巻いといてよかったァ!!

他にも、足の間に猫が潜り込んでくるなどします。
普段は能動的に動かないもののみに囲まれて寝ているので、温もりがある動く柔らかい生き物に囲まれていることが気になって仕方ありません。

しかも、その生き物がアレルゲンであり、薬を飲んだとはいえ症状は出ていたため、落ち着いて眠れる状態ではありませんでした。

2時~

無理!これは寝られない!

幸い(?)にも、友人は隣でしっかり寝ています。

2時過ぎ、とりあえず気分転換のために廊下に出ます。
座って廊下の壁にもたれかかって寝ることを試みましたが、もし友人がトイレに起きたら多分ものすごくびっくりされるというか、友人の心臓に悪そうなので、そればかり考えてしまい安心して眠れませんでした。

4時~

廊下では殆ど眠れず、しばらくしてから一度布団に戻ります。

直後、また猫に横断されたので、勝手にリビングのソファで寝ようともしました。
少しうとうとしましたがなかなか寝られず、4時過ぎごろ、諦めてベッドに戻りました。

さすがに眠かったのか、その後は8時ごろまで寝ることが出来ました。

まとめ

そもそも僕は、他人の家にお邪魔した時に、熟睡できることはまずありません。
普段暮らしていて、人といるときに寝ることは基本無いので、緊張して眠れないからです。

ただ、この時は特に大変でした。
でも、もうこんなことは滅多にないと思うので、後で振り返ると面白い経験をしたなあと思います。

この翌日は、色んな動物に会ったり、美術作品を鑑賞したり、友人と仲良く元気に遊びました。
楽しければ、1日くらい睡眠時間が短くても大丈夫です。

おわりに

胸オペ体験談シリーズは、一旦ここで終了です。
今後どこかのタイミングで、胸オペをすると決めるまでの経緯について、数回のシリーズで記事を書きたいと思っています。

このシリーズをまとめて読みたい方はこちら↓

次の記事はこちら↓

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