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胸オペ体験談⑨~術後から抜糸前まで~

胸オペ⑨ 胸オペ体験談

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僕が2019年に受けた胸オペについて、体験談を書いていく「胸オペ体験談」シリーズの9回目です。

これまで、カウンセリング・前日・当日・翌日と書いてきましたが、
今回は、術後から抜糸前までについてです。

抜糸は術後7日後~10日後ごろに行いますが、僕の場合は10日後でした。

術後3日~

傷口のテープ貼り替え

術後3日目の夜、傷口のテープを貼り替えました。
病院で、3日ごとに貼り替えるようにと説明を受けていたので、教わった通りに丁寧に行います。

それまで傷口は黒っぽい色に見えていましたが、貼り替えたら少し色が明るくなりました。
縫っている糸が黒いのですが、それに加えて、表面の血の色で濃く見えていたようです。

貼り替えるときには手を使うので腕を動かすわけですが、
腕を動かしたり脇付近に力を入れたりすると、筋肉痛のような痛みを感じます。

左右でドレーンを刺していた位置が少し違ったからか、同じように動かしても左右で痛みの感じ方が違い、不思議な感覚でした。
ドレーンの位置が違うのは、脇を締めたときにシワになる位置に、それぞれドレーンを刺してもらったからです。

痛みについて

胸オペの当日や翌日は、筋肉痛のような痛みのみでしたが、
術後3日後ごろからは、それだけではなく、縫った部分の表面の傷が痛くなってきました。

強い痛みではないものの、体を動かしたり傷口に触れたりすると、ピリピリする痛みがあります。切り傷ってこういう痛みなんだなあと思いました。
そこまで辛いわけではありませんが、あまり刺激を与えずに、そっとしておかなくてはいけないと感じる痛みでした。

術後はしばらく周辺の感覚が鈍くなると聞いていました。
これまで表面の感覚が無さすぎて怖いくらいだったし、こんなに広範囲を切ってるんだから、痛くなきゃおかしいよなぁ。
痛くて大変というよりは、感覚が戻ってきて良かった、という気持ちでした。

術後5日~

過ごし方や痛みについて

術後5日目には、うつ伏せで肘を立てて、スマホをいじる体勢になることができました。
普段よりは、若干傷口の周辺を気にしつつの姿勢でしたが、特に大きな痛みはありませんでした。
でもこの体勢は、皮膚が引っ張られそうな気がするので、傷を綺麗に治すことを考えるとあまり良くない気がします。

術後6日目の夜には、またテープの貼り替えをしました。
傷口の見た目はほとんど変わっていません。

ただ、内部のほうの組織は、まだちゃんとくっついていない感があり、どのくらい体や腕を動かして良いのか不安になります。
動かし過ぎると傷がくっつかないのでは?と思うけれど、あまり安静にし過ぎると変な場所で固まってしまうのかも、と思ったりします。
とりあえず、大きな痛みがない程度に動かしとけばいっか。

痛みについては、筋肉痛というよりは、痣を押し続けているような痛みにだんだん変わってきました。

感覚などについて

胸オペをする前までは、胸があるのが嫌すぎて、意識して猫背にしていましたが、
術後数日経つと、物理的に胸を張れるようになりました。平らなので、痛みさえなければいくらでも張れます。

姿勢が良くなったからか、胸部にあったものが無くなったからか、精神的に楽になったからなのか、
呼吸がしやすい気もします。

傷口の周辺は、まだ皮膚の感覚がありません。
押したりすると、内側の方では押されてる感覚が分かりますが、皮膚は軽く爪でつねってみても何も感じませんでした。

場所によって差があり、傷口から離れた場所ほど感覚が残っているのが分かります。
触っても引っ搔いても何も感じないのは若干怖いですが、あちこち触って、感覚がある部分と無い部分の違いを確かめ、人間の身体って興味深いなあと思っていました。

まとめ

今回は、術後から抜糸前までをまとめました。
もっと痛みが強くて動けないのかなというイメージでしたが、思ったより自由に過ごせた印象です。

次回は、抜糸と1か月後の検診について書いていきます。

続きはこちら↓

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