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紅5と宝塚について語る

紅5 趣味・好み

前の記事はこちら↓

僕は宝塚にハマっていた時期があります。
今回は、そのきっかけや、最近の宝塚事情について書こうと思います。

以前宝塚について書いた記事はこちら↓

宝塚にハマった経緯

舞台の映像や音楽は常に身近にあった

宝塚ファンの母の影響で、家の中には宝塚のパンフレットや雑誌、あと公式グッズショップ「キャトルレーヴ」の袋が大量にありました。

うちにはテレビが2つあったのですが、そのうち1つのテレビでは基本的に宝塚の映像しか流れていませんでしたし、
母が料理を作る時には、キッチンで宝塚のショーのCD(「ファンキー・サンシャイン」とかです)がかかっていたりしました。ノリッノリです。

至る所に宝塚が存在していたので、よく聞く曲のメロディーや歌詞(「闇が広がる」とか)は、僕も無意識に覚えていました。

ハマったきっかけは紅5

そんな中、ある時母に観せられて面白かったのが紅5(くれないふぁいぶ)の映像でした。
紅5とは、当時宝塚に在籍していた紅ゆずるさんを中心とした5人組のユニットです。

そのとき僕が観たのは、「Brilliant Dreams+NEXT 紅ゆずる編」という番組の第2回の放送で、宝塚にこんなに面白い人がいるのか、と思いました。

母がいつも観ていた宝塚専門のチャンネルでは、舞台映像やオリジナルのトーク番組など幅広い内容の番組を放送していることは知っていましたが、こんな番組もあるのか!と驚きました。

番組について

もともと、スター(劇団員のこと)の魅力を紹介するというコンセプトの「Brilliant Dreams」というシリーズがありました。

回ごとに様々なスターが出演するのですが、紅ゆずるさんの回で登場した紅5が面白すぎて続編の希望が相次ぎ、本当に続編番組「Brilliant Dreams+NEXT 紅ゆずる編」(全6回)ができたという経緯(たぶん)で放送されたのが、僕が観た番組です。

紅5の面白ポイント

結成当時は劇団の公認ユニットではない

紅5結成のきっかけは、AQUA5です。
AQUA5は、2007年の世界陸上開会式に合わせて結成された、宝塚歌劇団公式のユニットです。水夏希さんを中心とした5人組で、CDを出したり、水のCMに出演したりしていました。

紅ゆずるさんは、AQUA5の5人が写ったポスターを見てかっこいいなと思い、
その場にいた数人と一緒に「よし、結成しよう!」みたいな流れで結成したそうです。

もう面白い。

つまり、勝手に立ち上げたのです。なんなら周りの数人は、完全に紅さんに巻き込まれているだけです。

続編番組ができるほど面白い

宝塚の番組が常に放送されているチャンネルでは、「Brilliant Dreams」で紅5が初登場しました。

基本的に何でも好きなことをやってもいい番組なのですが、その回の出演者である紅さんは、紅5のメンバーを番組に呼びました。
紅5の5人がしっかり殺陣を練習し、新撰組の扮装をして殺陣をしながらコントをするというシュールな作品が出来上がっていました。

それが放送されたのをみた視聴者たちから、面白いので続編を見たい!という声が番組にたくさん寄せられ、まさかの続編が実現したのです。
当時の視聴者さんたち本当にありがとう。

僕が初めて紅5を観たのは、そうやってできた続編番組「Brilliant Dreams+NEXT 紅ゆずる編」の第2回の放送です。
紅5のメンバーがみんなで料理をしてました。
2対2でそれぞれ料理を作り、それを料理ができる紅さんがニヤニヤしながら見るという内容でした。

みんな一生懸命料理をしていて、完成形は美味しそうなのですが、最初に提示された料理名とは程遠いものになっていたりして、だいぶ楽しいです。好きすぎる。可愛いねぇ。

僕はその後、紅5が初めて放送された「Brilliant Dreams」を観ました。
そりゃ続編希望するし、実現するわ。

宝塚のイメージとのギャップ

それまで僕が持っていた宝塚のイメージは、かっこよさや美しさが全面に押し出されていて、常にキラキラしているというものでした。

でも、紅5(というか紅さん)は、そこに笑いの要素を足してきたのです。

紅さんは大阪出身で、お笑いが身近にある環境で育ったそうです。その環境で得たお笑いスキルが宝塚というフィールドで発揮されているので、イメージとのギャップもあり相当面白いです。

お笑いスキルがない僕がどれだけ文章を書いたところで上手く伝わらない気がしますが、宝塚の人たちだという先入観を持って紅5をみると、笑いのレベルがぶっ飛んでいます。
メンバーの5人には、何故かそれぞれ必殺技の設定があったりしますが、意味わからなすぎて大好きです。

紅5にハマってからの僕

紅5のDVDを買う

とっても人気が出た紅5はコンサートとかもしました。すっご。最高。
あなたたち1週間前まで公演してたし、2週間後にはまた公演でしょ?忙しいのに大丈夫?

そして、これまでの紅5の放送回とコンサートの映像と特典映像が収録されたDVDも発売されました。
初めは劇団公認じゃなかったのにねぇ。

とりあえず僕は買うしかねーだろと思い、それを買いました。
お金と引き換えに、幸せを手にしました。

それから、自分による自分のためのクロスワードパズルを作ったりもしました。紅5に関連するワードを集めたやつです。
自分キッモ。でも好きすぎるとこういうこともしますよね。しょうがない。

宝塚にハマる

紅5という面白すぎる人たちのおかげで、宝塚の公演にも興味を持つようになりました。

これまでは、どんなに宝塚ファンの母に強く勧められても公演を観に行くほどの興味は湧かなかったのですが、母に勧められた『オーシャンズ11』のチケットを(親の金で)取ってもらい東京宝塚劇場に一緒に観に行きました。

紅5のメンバーもそれぞれ出番の多い役で、楽しく観ることができました。

初観劇の演目って、ものすごく大事だと思うんですよね。
僕は、愛や恋やキラキラしたものがメインのストーリーになっている演目だとたぶんそこまで惹かれなかったと思うので、僕が宝塚に対する興味を深めるには、タイミングも内容も完璧な演目でした。

そして、そのあと無事に宝塚のいろんな人のファンになりました。
写真やポストカードを買い集めて保存したり、グッズのタオルを買ったものの使えずに数年寝かせたり、パンフレットや写真集を毎日眺めたりしていました。

推しができる

僕が宝塚の人の中で最初に大好きになったのは、天寿光希さんです。
紅5メンバーの中での最下級生で、なんか可愛かったので応援したくなりました。

話がずれますが、宝塚では最近の言葉で言う「推し」のことを「ご贔屓」って言ったりします。
でもこの記事では宝塚に詳しくない人にも分かりやすいように「推し」という言葉を使うことにします。

天寿くん、2013年のロミジュリの公演の時にはパリス伯爵を演ってたのに、2021年版のロミジュリではキャピュレット卿なんか演っちゃって。
パリス伯爵はジュリエットに求婚する金持ちで、キャピュレット卿はジュリエットの父親なんですね。2人が(歌で)会話するシーンがあるので、それを観て勝手に感慨深くなるなどしています。

歌も上手になったよねぇ、昔よりも太い声が出せるようになって。頑張ったんだねぇ。

いつか天寿くん組長やらないかなぁ、やってほしいなぁ、とか思っていたんですよ。

そしたらこの記事用の文章を書き終えた後に、退団するとの情報を見てしまったので、ちょっと付け足したり書き直したりしています。
退団の理由は本人だけが知ってるので、それについてこちらから言えることは何もないんですが、やっぱり正直寂しいなぁ…。結構寂しいなぁ…だって人生で最初の推しだぞ…

でもいいんだ、僕は何年も前だけど天寿くんのお茶会に行ったことがあるからいいんだ。握手したし。なんかいい匂いしたし。目が合ったし。
本人を目の前にした時の、あの何も喋れなくなる感じと、えっ人間ってこんなに美しいんだっけ?と脳が混乱する感覚は、ずっと忘れません。

とにかく退団まで、退団後も、応援し続けたいと思います。
天寿さんが退団すると、紅5メンバーは全員退団したことになります。いつかまた紅5が全員集まったところを見たいなあ。

なんだかんだ宝塚ずっと好き

最近は、僕が宝塚に一番ハマりまくってた頃の下級生たちが中堅やトップになっていて、時の流れの早さを感じています。

ことちゃん歌上手すぎる。どうやったらあんな声出るの。マジで好き。真風は宝塚のトップです!って感じに成長したし、れいくんは全体的に魅力がすごいし、れいこもトップになっちゃって、あの可愛らしかったさきちゃんがかっこよくなっちゃってねぇ。

そして僕が宝塚に一番詳しかったのは、今の娘役のトップの子たちが入団したての頃とかなんだよなぁ。おっきくなったねぇ。

ほかにもたくさん書きたいけど、書き始めるといつまでも続くので、ここまでです。

この謎の親目線は失礼に当たるんじゃないかと感じることもありますが、何年も前の姿と今の姿を両方知っているので、成長したねぇと思ってしまうのはきっと仕方ありません。
大体の宝塚ファンはそういうものです。と僕は思っています。

ちなみに、宝塚のスターさんたちには年齢という概念は無いことになっています。
僕には年齢がありますが、自分より年上とか年下とか、そういうことは無いはずです。
だから親目線が問題ないってわけでもないですが、そういうことにしています。

まとまらないけどまとめる

僕は昔ほど詳しくはないですが、今も宝塚が好きです。
最初の推しが退団してしまうのは悲しいけど、でもきっとその後も、宝塚が好きでいると思います。

そして、僕が宝塚にハマったきっかけは紅5です。
舞台映像ではなく、紅5から宝塚ファンになるというタイプは、なかなか珍しいんじゃないですかね。

ほかの宝塚ファンの方々は、何がきっかけで宝塚を好きになったのか気になります。
あと宝塚に限らず、まだ卒業すると思ってなかった推しが卒業することになったときの心理状態を、ほかの人はどうやって落ち着かせているのかも気になります。じわじわ超寂しいじゃん…

次の記事はこちら↓

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